かゆい、かさかさ、床ずれ、オムツかぶれなど、皮膚に現れるトラブルは多様です。
原因精査や治療はもちろん、ご自宅や施設でのスキンケア指導も併せて行っています。
また、アトピー性皮膚炎や乾癬などの皮膚炎症やじんま疹、やけどや潰瘍の治療、
皮膚腫瘍の切除など皮膚疾患全般にわたる治療を行っています。
本院では対応が困難な疾患や入院での対応が適切と思われる場合は
原土井病院や九州大学病院などへご紹介させて頂きます。
多汗症は全身の発汗量が増える“全身性多汗症”と、体の一部に限って発汗量が増える“局所性多汗症”に分類されます。一般的に“手汗”と呼ばれる手掌多汗症は局所性多汗症に含まれます。幼少児期あるいは思春期頃に発症し、精神的緊張によって手のひらに多量の発汗を認める病気です。
症状が現れる部位として、手のひらのほかに足裏、頭部・顔面、腋わきなどがあります。
主な原因は、精神的緊張によるものといわれています。その原因についてはまだはっきりと分かっていませんが、発汗を司る交感神経がほかの人よりも過敏に反応しやすいのではないかと考えられています。
また近年、一部では何らかの遺伝子が関係している可能性が指摘されています。
精神的緊張を和らげる内服薬や、発汗を抑える外用薬の治療のほかに、当院ではイオントフォレーシス療法を行っています。
手掌多汗症などの局所的な多汗治療に有効と思われ、その部位を水道水に浸して弱電流を流します。
この弱電流を流すことによって汗腺の働きが制御され、発汗も少なくなると言われています。
イオントフォレーシス治療は、副作用がほとんど見られず欧米では一般的な治療法として行われています。
汗は汗腺(主にエクリン腺)の基底細胞で、細胞の内外をナトリウムイオンとカリウムイオンが移動するさい電気的勾配の差ができることで、発汗されます。
イオントフォレーシス治療は電気分解によってできた水素イオンが、ナトリウムイオンとカリウムイオンの移動を阻害することで汗の発汗を制御します。
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