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フットケアご案内

一緒にあなたの足のことを考えていきましょう。

フットケアイメージ

足の病気には、足の切断を余儀なくされる糖尿病性の壊疽(えそ)や静脈性皮膚潰瘍を
はじめ、自分の足に合わない靴を履き続けることで健常者にも発症するタコやウオノメ・
巻き爪・外反母趾など、様々な種類があります。
こういった全ての足病変を総合的に診療するのが、当クリニックのフットケア外来です。

当院の治療は基本的に保険診療で行いますが、症状によって一部自費診療を提供しています。

フットケア外来診療内容

フットケアイメージ
① 足病変の早期発見・早期治療(保険診療)
足の症状でお悩みの方はどの診療科に行けばよいのかわからないと言われることが多いのが現状です。まず基礎疾患や生活習慣、履物など詳細にお尋ねし、下肢血流、神経障害、足の変形の有無を確認します。皮膚に現れるサインを読み取り、今ある症状の原因を追究して、いま何をすべきなのかを考えて治療します。そして必要に応じて適切な専門医へのコーディネートを行うゲートキーパーの役割も担います。そのために常日頃より循環器内科、血管外科、形成外科の中でも足病変を専門とした先生方との連携を大切にしています。また、かかりつけ医や透析病院などとの地域連携も丁寧に行っています。
② 足病変の予防のためのフットケア
皮膚科医は皮膚を診ることが得意です。定期的に皮膚や爪のケアを行うことで足に傷ができることを予防します。これにより下肢切断のリスクを低減できます。日常の靴の選び方や履き方、爪の切り方、フットスキンケアなどのご指導もしています。皮膚科医が「切断から足を守る」最大の役割は予防的フットケアだと考えています。
③ 適切なフットウェアの提供(保険診療)
足の変形は足病の原因となります。痛みの原因や傷の原因そのものを靴や足底板(インソール)を利用して治療します。屋外履きだけでなく室内でも履物も重要です。
医師が必要と判断した場合、義肢装具士に依頼して作製します。当クリニックでは全国でも珍しい足に特化した装具士(日本フットケアサービス・京都)が担当しています。レントゲンでの足の変形評価や下肢バイオメカニクス検査により病態の改善が望めるか判断した後にギプス採型を行って作製し、継続してフォローしていきます。病変が治癒しても不適切なフットウェア着用により再発するケースも少なくありません。当クリニックでは病変の治療を行うだけでなくその後の生活も考えたフットウェアを提供することが重要な治療の一部であると考えています。
④ 下肢創傷に対する免荷治療(保険診療)
荷重や靴の影響でできたしまった傷はその影響を除かなければ治癒しないことは言うまでもありません。すぐに除圧する必要がある場合は、除圧サンダルや医療フェルトなどを用いて除圧を行います。保険診療内で行いますが、除圧サンダルや医療フェルトの代金は実費です。
⑤ 陥入爪治療(保険診療)
爪のトラブルは爪だけの問題ではありません。足の変形や関節可動域、筋力なども関係します。また、履物も大きな要因です。これらを総合的に判断して爪そのものの治療だけでなく、歩き方指導、履物の選び方履き方指導を合わせて行い、陥入爪が再発しないことを目指します。基本的には切らない治療から行いますが、保存的治療では対処できない陥入爪があるのも事実です。その場合は最終的にフェノール法などの陥入爪手術を行う場合もあります。
⑥ 巻き爪治療(自費診療)
まず問診、立ち姿、歩き方などから巻き爪の原因を探ります。靴などの外的要因の場合は履物の選び方履き方指導を行います。足の構造が崩れて足趾が正しく使えないことは巻き爪の大きな原因ですが、この場合インソール作製を提案します。また、歩き方、正しいからだの使い方に関してリハビリのご案内も行っています。そのうえで巻き爪矯正を行います。VHO、コレクティオ、マチワイヤーなど巻き爪の状態に最適の治療法を選択しています。
⑦ オーダーメイドインソール作製(自費診療)
足圧三次元計測機器を用いて、静止時の足の状態だけでなく歩行時の重心の軌跡を計測します。そのデータを元に作製する足底板(インソール)は、下肢バイオメカニクスに基づいて踵と足首の状態を制御し足をニュートラルポジション(正しい足の骨格構造)にして足の動きを機能的にしてくれます。
ヒール用スポーツ用などシーンに合わせたインソールの作製も行っています。
⑧ 理学療法士によるリハビリテーション、歩き方指導(完全予約制)
⑨ 足底筋膜炎など足の痛みに対する超音波治療(完全予約制)
ウオノメ、タコ、巻き爪、外反母趾などによる足の痛みなど足のお悩みは、ウオノメ・タコを削る、巻き爪を矯正する、痛み止めを飲む、湿布を貼るなどといった治療だけでは繰り返します。足のお悩みの原因はどこにあるのか、歩容(歩き方)検査、歩くために必要な筋肉検査や関節可動域検査などを行い、必要なリハビリ、自宅でのセルフトレーニングの指導を行っています。足底筋膜炎などで痛みを伴う場合は超音波治療も合わせて行っています。
これらは保険診療で行っておりますが、完全予約制です。その際、予約診療に基づく選定療養費(1000円)を別途いただいております。ご了承くださいませ。
⑩ メディカルフィットネス(当ビル4F)と連携した運動指導
当ビル4Fには原土井病院メディカルフィットネスの分院があります。厚生労働大臣より認定されている健康増進施設であり、パーソナルトレーニングを中心に理学療法士が行うフィットネスです。当クリニックでの診療内容を引き継ぎ、連携することで効果的にトレーニングを行うことが可能です。
⑪ 爪切りケア(自費診療・完全予約制)
ご自身で爪切りができない方、保険診療での爪甲除去対象とならない方。
熟練した看護師がフットバスでの足浴後に爪切りを行い、最後に保湿マッサージを行うケアです。

自費診療の場合

フットケアイメージ2

初診料・再診料

初診料
3,300
再診料
1,100

巻き爪

●VHO(1趾)
1回目
13,200
2回目以降
11,000

(処置料含む)

●マチワイヤー(1趾)
1回目
11,000
2回目以降
8,800
フットケアイメージ3

アクリル人工爪(1趾)

1回目
11,000
2回目以降
8,800
高校生
6,600
小中学生
5,500

コットンパッキング(1趾)

 
¥330

局所麻酔

 
3,300

インソール

3DOインソール(プレミアム)
40,700
アイステップインソール
11,000

爪甲除去

爪切り(フットバス・スキンケア含む)
5,170
疾患のない爪甲(1趾につき)
330
肥厚した爪甲(1趾につき)
660
高度に肥厚した爪甲(1趾につき)
1,100

オーダーメイドインソール

あなたの足にあった靴やインソールを履く事が健康の近道です

足の不具合が生じるのは、普段履いている靴があっていないことも要因の一つと考えられます。
当クリニックでは、医師の処方により専属の義肢装具士が、オーダーメイドインソールや靴作成を行っており、好評を得ています。(保険適用の場合は保険診療で行っております)
また、患者さんの足に適合した靴の選び方や正しい靴の履き方なども指導しております。

フットケア外来受診方法

一般皮膚科とは診療時間が異なります。
予約制ではありませんが、お日にちおよび午前・午後のお約束をさせていただいています。
フットケアはおひとりおひとりの診療に時間を要しまので、できるだけお待たせしないように調整するためのお約束です。もちろんお約束のない場合もお受けしておりますが、まずはお電話いただき症状をお聞かせいただけますとスムースです。
特に紹介状をお持ちの方はまずはお電話ください。
なお、時間予約をご希望の方は予約料として別途2200円(予約診療に基づく選定療養費)をいただいております。お電話またはWEB予約システムをご利用ください。

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受付時間
8:55~11:00
9:00 診療開始
14:30~16:30
15:00 診療開始
:14:30~17:30
:第2・4のみ行っています。
フットウェア・リハビリ:完全予約制です。
休診日:月AM、木曜日、土曜日、日曜日、祝祭日

092-674-1212